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煙突と雷

津島は毛織物のまちーー
と言われて、ピンとくる世代も少なくなっていくのでしょうか。地元の子でも高校生くらいから知らなさそうですね。

今ヨシヅヤ北テラス店のある場所には昔片岡毛織の大きな工場がありました。
片岡毛織は天王川公園に像のある片岡春吉創業の工場で、津島の毛織物産業を代表する企業だったと思います。
昔は津島のいたるところでガッチョンガッチョンと機織り機の音がしていましたね。いまでも時折街を歩くと聞くことができます。

片岡毛織の工場には大きな煙突がありました。30メートルぐらいでしょうか?子供の頃だったこともあってもっと大きく見えました。
私が子どもの頃だと名駅のツインタワーもありませんでしたし、あの煙突はとても印象的でした。

そんな高い煙突だったので、今日のように雷が鳴ると避雷針として時折雷が落ちるのが見えました。高い煙突だったので離れた家の窓からもよく見えて、不謹慎ながら怖がりつつも落ちる雷に不思議な興奮を覚えた記憶があります。

写真は煙突のあったあたりの空。煙突のあった空は、今は広くて綺麗な夕焼け空を写しています。

撮影日:2016年09月08日